ウィリアム・ギャラガー
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脚本・監督:ライアン・ジョンソン。(出典:ヴァニティ・フェア)
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』や『ナイブズ・アウト』の脚本家兼監督のライアン・ジョンソンは、映画の悪役がiPhoneを使っている場面は一般的には見られないだろうと明かした。Appleが明確に許可していないからだ。
ジョンソン氏は、自身の殺人ミステリー映画『ナイブズ・アウト』について語るヴァニティ・フェアのYouTube動画の中で、偶然iPhoneの製品配置が含まれている映画の特定のシーンについて詳しく語った。
「これを言うべきかどうか分からない」と彼は言った。「いやらしいとかそういうことじゃなくて、次に書くミステリー映画で台無しにされそうになるからさ。でも、まあいいや、言わせて貰おう。すごく興味深い話なんだ」
「Appleは映画でiPhoneを使うことを許可しているが、これは非常に重要なことだが、ミステリー映画を観るなら、悪役はカメラの前でiPhoneを構えてはいけないんだ」と彼は続ける。「秘密の悪役を映画に登場させる映画監督は、みんな今すぐにでも私を殺したいと思っているんだ」
このような条件はAppleに限ったことではありません。各社とその条件は機密事項ですが、少なくとも伝説的な話として、ソフトドリンク会社には映画の中で缶がゴミ箱に捨てられるシーンを映さないようルールを設けているという噂があります。
ジョンソン監督が『ヴァニティ・フェア』で分析した「ナイブズ・アウト」のシーンでは、ジェイミー・リー・カーティスがiPhoneを持っているのが映し出され、その時刻がはっきりと見えることを監督は指摘したかったのだ。
ライアン・ジョンソンはジェイミー・リー・カーティスが持つiPhoneを囲んでいる。つまり、彼女は悪役ではないということだ。出典:Vanity Fair
「それと、小道具部門にも感謝の気持ちを伝えたいです」とジョンソンは言う。「セットに時計や電話が出てくるたびに、誰かが時間を注意深く確認し、実際のシーンで何時なのかを私に確認してくれました。小道具部門の皆さん、ありがとう。」
ライアン・ジョンソンは現在、『ナイブズ・アウト』の続編を執筆中だ。