9つの自動車メーカーがAppleと提携し「Eyes Free」Siriサポートを提供

9つの自動車メーカーがAppleと提携し「Eyes Free」Siriサポートを提供

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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iOS 6のリリースにより、車内でSiriの音声コントロールを起動できる新機能「Eyes Free」により、iPhoneと自動車の統合がさらに強化される。

iOS 6のEyes Freeコンポーネントは、月曜日のWorldwide Developers Conferenceの基調講演で、AppleのiOSソフトウェア担当上級副社長、スコット・フォーストール氏によって発表された。

「ハンズフリーという言葉は聞いたことがあるでしょう」とフォーストール氏は言う。「ハンズフリーを使えば、携帯電話を使いながらハンドルから手を離す必要がありません。」

「そうですね、Siriと車との連携をさらに強化したいと考えています。そのため、ステアリングホイールのボタンでSiriを起動できるように、複数の自動車メーカーと協力しています。」

ハンズフリー機能を使用すると、iPhoneの画面はオフのままなので、運転中の注意をそらすことはありません。Siriが音声で応答するので、ドライバーはボタンを押すだけでiPhoneの多くの機能を音声操作でき、ハンドルから手を離さず、視線を道路に向けることができます。

フォーストール氏は、複数の自動車メーカーが今後12ヶ月以内にEyes Free Siriの搭載を約束していると明らかにした。Appleが月曜日の基調講演で発表した自動車メーカーの全リストは以下のとおり。

  • BMW
  • ゼネラルモーターズ
  • メルセデス・ベンツ
  • ランドローバー
  • ジャガー
  • アウディ
  • トヨタ
  • クライスラー
  • ホンダ

アイズフリー

iOS 6 の Siri 機能に関する Apple の公式製品ページには、Eyes Free を使用すると、電話をかけたり、音楽を選択して再生したり、テキスト メッセージを聞いたり作成したり、マップを使用して道順を取得したり、通知を読んだり、カレンダー情報を検索したり、リマインダーを追加したりできるようになると記載されています。

iOS 6とEyes Freeが発表される前から、一部の自動車メーカーは自社の車両にSiriを統合する取り組みを進めていました。例えば、メルセデス・ベンツは2月に、自社製の「Digital DriveStyleアプリ」により、Siriを内蔵したサポートを提供する初の自動車メーカーになると発表しました。