ウィリアム・ギャラガー
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アレクセイ・ナワリヌイ |画像クレジット: Evgeny Feldman / Novaya Gazeta
ロシアの野党系アプリは、モスクワの削除要求に屈した後、同地域のApp Storeに戻ってきた。
2021年8月、ロシアの監視機関ロスコムナゾールは、野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏のアプリを削除するようAppleとGoogleに要求した。ロスコムナゾールは、「ナワリヌイ」アプリが「過激派組織」を宣伝しているとして、アプリ関連ウェブサイトも禁止した。
しかし、ワシントンポスト紙によると、Appleは現在、このアプリをロシア語版App Storeに復元したという。
当初の要求には、AppleとGoogleの幹部を逮捕するとの脅迫が伴っていたと報じられている。また、この要求は、野党のアプリを選挙期間中は利用できないようにする意図で行われたものだった。
AppleとGoogleは両社とも要求に応じた。Googleは選挙が終わるとAndroidスマートフォンにアプリを復活させた。
このアプリの禁止は、Appleが従ったロシア政府からの多くの要求のうちの1つだった。