Pathが謝罪、アドレス帳のアップロードをオプトアウト可能に

ソーシャルネットワーキングアプリ「Path」は水曜日、ユーザーのiPhoneの連絡先リストを同社のサーバーにアップロードするバックエンド「機能」の実装についてブログで謝罪し、新たなオプトイン/オプトアウト設定でこの問題を修正するアップデートをリリースした。

火曜日、開発者のアルン・タンピ氏は、Path アプリが目に見えないバックグラウンドタスクでユーザーの連絡先をアップロードしていることを発見し、この行為はプライバシー侵害だと考える人々から批判が殺到した。

Path は、データのアップロードは機密情報を蓄積するためではなく、アプリの「友達追加」機能を効率化するためのものだと主張している。

申し訳ございません。

私たちはミスを犯しました。ここ数日、ユーザーの皆様からPathにおける個人情報の取り扱い、特に携帯電話の連絡先の送信と保管に関する問題が指摘されました。

当社の使命は、世界初のパーソナルネットワーク、つまり親しい友人や家族と日記をつけたり生活を共有したりできる信頼できる場所を構築することです。そのため、当社はお客様の個人情報の保管と転送を非常に真剣に受け止めています。

皆様からいただいたフィードバックにより、「友達追加」機能の設計方法が間違っていたことが判明しました。アプリがお客様の携帯電話の連絡先をどのように使用しているかご不快な思いをされた方には、深くお詫び申し上げます。

手紙にはさらに、収集された情報は友達候補の質の向上と、連絡先がPathに参加した際にユーザーに通知するために使用されると説明されている。また、データ転送は暗号化され、「業界標準のファイアウォール技術を使用したサーバー」に保存される。

世論の激しい抗議に応えて、Path は、ユーザーが連絡先の共有にオプトインするかどうかを選択するよう求めるソフトウェアの更新バージョンをリリースするとともに、ユーザーがアップロードしたすべての連絡先情報を消去しました。

Path 2.0.6は現在App Storeで入手可能です。