Netflix、元Apple Podcasts幹部をポッドキャストプロジェクトのリーダーとして採用

Netflix、元Apple Podcasts幹部をポッドキャストプロジェクトのリーダーとして採用

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ンジェリ・イートン。| 出典: Netflix via Bloomberg

Netflixは木曜日、Apple Podcastsの元幹部であるN'Jeri Eaton氏を採用したと発表した。同氏はストリーミングビデオ大手のオーディオ媒体への新たな進出を率いることになる。

ブルームバーグの報道によると、イートン氏は今月下旬に職務に就くと、現在は同社の様々なテレビシリーズや映画を中心に展開されているNetflixのポッドキャスト番組群を担当することになるという。

Netflixは、マーティン・スコセッシ監督の『アイリッシュマン』の関連ポッドキャストや、『ザ・クラウン』『ウィッチャー』『ストレンジャー・シングス』などのオリジナルシリーズを制作している。また、オリジナルのオーディオ番組にも力を入れている。

元アップル幹部は、同じく元アップル幹部のボゾマ・セント・ジョン氏の直属のグループであるNetflix編集・出版チームの一員として新たな役割を担う。

イートン氏はドキュメンタリー映画監督として経験を積んだ後、ピューリッツァー賞を受賞した「No Compromise」やピーボディ賞を受賞した「Believed」など、NPRで高い評価を得た番組に携わったと報じられている。直近では、Apple Podcastsのコンテンツ責任者を務めていた。

イートン氏は先週ツイッターへの投稿でアップルからの退社を発表した。

「今日は@ApplePodcastsチームでの最後の日です。この1年間、素晴らしい同僚たちと仕事をしてきました。あらゆる規模のクリエイターがコンテンツを収益化できるApple Podcastsサブスクリプションのローンチを最前列で見てきました」とツイートには書かれており、6月にApple Podcastsサブスクリプションがデビューしたことに触れている。

彼女はまた、新進気鋭のコンテンツクリエイターを紹介するApple PodcastsのSpotlightプログラムの開始や、「For All Mankind」と「The Line」という2つのApple TV+コンパニオンポッドキャストのデビューについても言及した。

イートン氏は今後もネットフリックスのテレビや映画のコンテンツに付随する番組の制作に携わるとみられるが、同氏の職務には、派生編集ブランドであるストロング・ブラック・リード、ギークド、モスト向けの新しいポッドキャストの制作と管理も含まれる可能性があると報道されている。

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