Apple、VirnetX FaceTimeの新たな特許訴訟を却下

Apple、VirnetX FaceTimeの新たな特許訴訟を却下

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

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クレジット: Apple

一連の控訴を経て、FaceTime 特許をめぐる Apple と VirnetX の法廷闘争は、訴訟の中心人物である判事が Apple の再審請求を却下したことで、ようやく終結した模様だ。

ロバート・W・シュローダー3世判事は水曜日、進行中のFaceTime特許不正使用裁判におけるAppleの再審請求を却下した。同時に、判事はVirnetXによるAppleへの利息およびその他の手数料の支払い請求も認めたが、内容を修正した。

水曜日の命令は確定した。現時点では、シュローダー判事がVirnetXの5億400万ドルの支払い義務に加えて1億1600万ドルの利息請求にどのような修正を加えたかは不明である。

Appleは、VirnetXの特許2件が米国特許庁によって無効とされたことを陪審員に知らされていなかったとして、再審を求めていた。また、同社はロイヤルティの支払いは誤りであり、ロイヤルティを支払うのであれば、VirnetXが要求している1台あたり0.84ドルではなく、デバイス1台あたり0.19ドルであるべきだと主張した。

2020年2月、無効な特許に関するAppleの控訴は却下された。

2020年3月、VirnetXは、AppleがFaceTimeとVPNオンデマンド機能を通じて同社の特許を複数侵害したとして4億5,400万ドルの支払いを送金したことを確認した。