マイキー・キャンベル
· 1分で読めます
アップルのCEOティム・クック氏は、特定の従業員に特別な「サイドプロジェクト」に従事することを許可し始めた。この動きは同社をグーグルなどの業界のライバル企業とより足並みを揃えるものだ。
「ブルー・スカイ」と呼ばれるこの取り組みは、限られた数の従業員に通常業務の範囲外のプロジェクトに取り組むための2週間の休暇を与えるもので、人材引き抜きが横行する中でも従業員の忠誠心を高く保つことを目的としているとウォール・ストリート・ジャーナル(Business Insider経由)は伝えている。
アップルの新しいプログラムは、インターネット検索大手グーグルのエンジニアが週に1日を、実用的な製品やソリューションを生み出す可能性のあるサイドプロジェクトに費やすことを認める、同社が長年続けている「20パーセントタイム」に似ている。
WSJは、アップルのブルースカイは、特に参加する従業員の数に関して、グーグルの計画とは「かけ離れている」と指摘したが、そもそもこのプログラムを開始するという決定は、クパチーノの同社にとっての文化的転換を意味している。
クック氏はブルースカイを今年初めに設立したようだが、正確な日付は明らかにされていない。