サム・オリバー
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液晶ディスプレイメーカーのシャープの幹部は、同社がiPhone 5用のディスプレイをAppleに供給するのに問題はないと示唆した。
ロイター通信によると、シャープの匿名の幹部が大阪で行われた記者会見で、身元を伏せることを条件にこの発言をした。この発言は、同社が以前経験したと噂されていた問題は既に過ぎ去ったことを示唆している。
シャープは以前、アップルのiPhone 5用の新しいインセルタッチパネルディスプレイの生産が遅れていると言われていた。報道によると、これらのスクリーンは日本中部にある同社の亀山工場で量産されているという。
具体的には、新型インセルパネルはシャープ工場での生産歩留まりが低いとされていた。ロイター通信の取材に応じた匿名の情報筋は、アップルが「生産加速を確保するために金銭的なインセンティブを強化する可能性がある」と推測した。
iPhone 5のディスプレイは、シャープに加え、LGディスプレイと、ソニーと日立のLCD事業からの合弁で新たに設立されたジャパンディスプレイからもアップルに供給されている。
新しいiPhoneは、縦長の4インチ画面を搭載し、ホーム画面にアプリを1列追加できるようになりました。新しいインセルタッチ技術により、部品の薄型化が実現し、iPhone 5は前モデルよりも18%薄く、20%軽くなりました。