Appleのタブレットはアルミ筐体で登場か - 報道

Appleのタブレットはアルミ筐体で登場か - 報道

スラッシュ・レーンのプロフィール写真スラッシュレーン

· 1分で読めます

ロイター通信は、アップルの次期タブレット向けタッチスクリーンパネルの出荷が始まっており、アルミニウムケースは来月に到着する予定だと情報筋から伝えられたと報じている。

金曜日に発表されたこの報道によると、部品供給は台湾企業2社が担当している。AVY Precision Technologyは2月にアルミニウムケースの生産を開始し、TPK Solutionsはタッチスクリーンパネルを製造している。この報道は3人の匿名の情報源を引用している。

「ケースの生産は2月に開始される予定なので、今のところ第2四半期の発売が確実視されています」と、情報筋の1人が語ったと報じられている。「PCの組み立てにはそれほど時間はかからないのですが、現時点では第2四半期の出荷を予定しています。」

ラスベガスで開催中のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)では、Appleの未発表デバイスに関する噂が飛び交う中、多くの企業がタブレット市場への期待の高まりに乗ろうと躍起になっている中で、この情報がリークされたとされている。MicrosoftとHPはスレートPCと呼ばれる製品を発表し、DellはiPod touchに似た5インチタブレットのコンセプトをプレビューした。また、NVIDIAは2010年に発売予定の多数のタブレットにTegra 2チップが搭載されると豪語した。

数多くのハードウェアメーカーは、CESをAppleへの先制攻撃の好機と捉えている。Appleは1月27日のイベントで、10インチから11インチサイズの独自のタッチスクリーンデバイスを発表する予定だ。今週、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は情報筋から、Appleは今月この製品を発表し、3月には顧客に出荷する予定だと伝えられた。

ウォールストリート・ジャーナルはまた、Appleがハードウェアに「2種類の異なる素材仕上げ」を試していると主張した。もし金曜日の報道が事実であれば、Appleはデバイスの背面にアルミニウムを採用することを決定したことになる。

Appleがタブレットの正式発表を控える中、サプライヤーとされる企業からの情報が次々と流出している。12月には、カリフォルニア州クパティーノに本社を置くAppleが、外注している10インチタブレットのディスプレイのガラスを強化するための解決策を模索していたとの疑惑が浮上し、製品の発売が遅れていると言われていた。