ウィリアム・ギャラガー
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新しいiPhone 13(PRODUCT)Red
iPhone 13を含む同社が販売するほぼすべての製品の供給が制限され、配送に長期の遅延が生じているため、Appleの記録破りの四半期収益シリーズは破られる可能性がある。
JPモルガンのアナリスト、サミク・チャタジー氏は、iPhoneの供給不足により、Appleの2021年第4四半期の利益は予想より若干低くなると既に予測している。また、ウェドブッシュのアナリスト、ダニエル・アイブズ氏は、Appleが好調な四半期になると予想している。
しかし現在、ブルームバーグは、アップルは今四半期に約1200億ドルの利益を上げると予想されているものの、「供給不足」によってそれが減少する可能性があると主張している。
同誌は、利益がどの程度不足するかについては予測していない。しかし、遅延が発生しているのはiPhone 13シリーズだけでなく、ほとんどのApple製品だと指摘している。「iMacを含む一部の旧型デバイスでも遅延が発生している」と同誌は述べている。
ブルームバーグは新型AirPods 3については言及していないが、引き続き予定通り配送される予定となっている。
同誌は、iPhone 13 Proは「あらゆる色、構成、サイズで入手困難」だと述べている。しかし、その後、すべての構成が入手可能であることは確認されているものの、新規注文の配送は11月18日から11月26日まで行われないとのこと。
匿名のApple Store従業員は、供給状況がここ数年で最も厳しいと考えているようだ。AppleInsiderが取材した小売店は、毎日供給を受けているものの、何がどのくらい入荷するかは予測できないと述べている。
ブルームバーグによると、小売店の大半では「(iPhone 13の)ほとんどのモデルの供給がほとんどないか全くない」という。
供給制約は、Appleの部品サプライヤーに影響を与えている世界的なチップ不足が原因だと考えられている。