ダニエル・エラン・ディルガー
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ロイター通信が報じたように、この判決を受けてITCは正式な決定を下し、判事の判断を受け入れるか拒否するかを決定する予定だ。最終決定は8月に発表される見込みだ。
2010年3月、エランはAppleが自社の技術を「故意に」使用し、マルチタッチセンサーに関する自社の特許を侵害したと訴えた。この訴訟は、MacBookのトラックパッドとAppleのMagic Mouseに関するものだった。
1年前、ElanはiPhone、iPod touch、MacBookのトラックパッドに関する同じ特許訴訟でAppleを提訴し、指の位置決め技術の侵害を主張していた。Appleへの訴訟に先立ち、ElanはトラックパッドメーカーのSynapticsを相手取った特許侵害訴訟で勝訴していた。
ルッカーン判事は以前、クリエイティブ社が2006年に「Zen特許」訴訟でアップルのiPodに対してITCに提訴した件にも関与していたが、その訴訟でITCが判決を下す前に両社は和解に達していた。
先月、ITCのジェームズ・ギルディア判事は、アップルがノキアの特許5件を侵害していないとの判決を下した。これは、ITCのスタッフが11月に、アップルがノキアに対する反訴で主張していた13件の特許について、特許侵害を立証するのに十分な証拠を提示していないと判断したことを受けてのことだ。