アップルは段階的な職場復帰の一環として、必要不可欠な人員をオフィスに復帰させた。

アップルは段階的な職場復帰の一環として、必要不可欠な人員をオフィスに復帰させた。

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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カリフォルニア州クパチーノのアップルパーク。

アップルは、新型コロナウイルス感染症の緩和手順に従って社員を職場復帰させる計画を立てており、世界の特定の地域ではすでに一部の重要な人員がオフィスに戻り始めていると火曜日の報道で報じられた。

ブルームバーグは、アップルの計画に詳しい関係者を引用し、同社は今後「数か月」以内に従業員をオフィス勤務に戻す予定だと報じている。

当初は、複数段階にわたるプログラムの第一段階として、リモートワークができない、または在宅勤務に問題がある従業員がAppleオフィスに戻ることになります。第一段階では、従業員は「定期的に」、または一定期間(期間は未定)オフィスで勤務することが求められます。報道によると、ハードウェア開発に関わるスタッフは、新型コロナウイルスの流行によりプロジェクトが縮小されたため、最初にオフィスに戻る可能性が高いとのことです。

7月に開始予定の第2段階では、Appleの従業員の多くが会社の施設に戻ることになるが、地域によって検疫ガイドラインが異なるため、このプロセスは流動的となる見込みだ。

報道によると、一部の従業員はAppleオフィスでミッションクリティカルな業務を継続することを許可されている。対象となる職務には、データセンターマネージャー、ソフトウェアエンジニア、オンラインApple Storeの従業員、ハードウェアテスターなどが含まれる。

職場復帰に向けた取り組みはすでに世界中で進められており、管理者は現在、従業員に対し、その取り組みの進捗状況を報告している。

4月、AppleのCEOティム・クック氏は従業員に対し、通常の業務に戻るための計画は段階的に実施されると述べた。具体的な時期は示されなかったものの、ウイルスの潜在的な拡散を防ぐため、ソーシャルディスタンスや体温チェックといった特別な措置が実施される可能性が高いと述べた。コロナウイルス検査の実施も検討される可能性がある。

Appleは、世界中のApple Storeの段階的な再開も進めています。5月初旬にはオーストリアの店舗を再開し、今週はドイツと米国の一部店舗も再開しました。さらに最近では、スイスの実店舗が本日再開すると発表しました。