ケイティ・マーサル
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iPhoneの最後の信頼できる供給源とみなされることの多い米国と英国のAppleのオンラインストアでは、同デバイスの全モデルの注文受付を停止している。
この変更は、アメリカのウェブサイトが新規注文に5〜7日間の遅延をすでに報告していた数週間後のことである。
アップルの直販チャネルにおける品不足は、3月下旬に初めて明らかになった品不足が徐々に拡大したことの集大成でもある。このときニューヨーク市の店舗では製品の取り扱いに問題が生じ始めた。この供給問題は最終的に全米の小売店に広がり、短期的には部分的にしか解決されていない。
かつては需要低迷で在庫過剰状態と思われていた欧州の通信事業者や販売店も、英国とドイツで大幅な値下げによってこれまで購入をためらっていた顧客が戻ってきたことで、販売が急増している。O2はここ数日、定価の16GB版でさえも断続的に在庫が確保できていないと主張している。
一方、アップルは最新の財務状況を説明する際に、近い将来も品不足が続くと予想しているものの、供給問題は需要が強いことの証拠だと捉えていると述べた。
現在、ほとんどのアナリストや観察者は、Apple 社が品不足から真に回復できるのは、6 月に登場することが広く予想されている次世代 iPhone の発売時だけだと予測している。