Apple TV+、初のロシア語シリーズ『コンテナ』を発注

Apple TV+は、ストリーミングプラットフォーム初のロシア語コンテンツとなるスリラーシリーズ「Container」を発注した。

『ボーン・スプレマシー』のオクサナ・アキンシナが主演を務めるこのシリーズは、危険な秘密を隠した代理母サーシャが、妊娠している赤ちゃんの母親である裕福な家族の豪華な邸宅に不本意ながら身を寄せる様子を描いています。サーシャが超富裕層の特権階級と政治の渦中に巻き込まれる中で、彼女自身の秘密と彼らの秘密が衝突の危機に瀕します。

バラエティ誌の報道によると、 「コンテナ」のキャストには、サーシャ役のアキンシナのほか、フィリップ・ヤンコフスキー、マルーシャ・フォミナ、アルチョム・ブィストロフといったロシアのスターも含まれるという。

マクシム・スヴェシニコフはアレクセイ・リャピチェフが書いた脚本に基づいてシリーズを監督した。エドゥアルド・イロヤン、ヴィタリー・シュリャポ、アレクセイ・トロツィク、デニス・ザリンスキー、ミハイル・トカチェンコがプロデューサーを務める。

『コンテナ』は9月にロシアで初公開されたが、2022年春にApple TV+で配信される予定だ。

このシリーズは、Appleがロシア語コンテンツに進出する初の試みとなります。7月に同社は制作会社AR Contentとファーストルック契約を締結しました。契約条件に基づき、AR Contentはロシア語および多言語の番組をApple TV+に配信します。

しかし、これはAppleにとって初めての海外向け番組ではありません。同社は最近、イスラエルのドラマシリーズ「テヘラン」で国際エミー賞の最優秀ドラマ賞を受賞しました。