ケイティ・マーサル
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iPhone への注目がゲームへとさらに移る中、Apple の幹部は、このデバイスが市場で最高の携帯型ゲーム機の真の競合相手であると明言した。
開発者集会で、同関係者は開発者らに対し、この端末を従来の携帯電話機として考えることは忘れ、ゲーム開発者として厳密にゲーム機として考えるよう促した。
「これは電話ではなく、コンソール体験だ」とゲレインセ氏は語ったと報じられている。
大胆な発言ではあるものの、この主張は、Appleがゲーム中心のマーケティング戦略をますます強化していることと合致している。同社の第2世代iPod touch向け動画広告はほぼ全てがゲームに焦点を当てており、App Storeの有料アプリも大部分がゲームだった。
他にも関係者が参加していることが知られている。エレクトロニック・アーツは金曜日、12月にシカゴ、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコのApple直営店で特別イベントを開催し、iPhoneとiPod touchをゲームプラットフォームとして宣伝し、同社のゲームライブラリを披露すると発表した。
しかし、Appleはタッチスクリーン搭載の携帯型ゲーム機をゲーム機として位置付けるために必ずしも支援を求める必要はなく、任天堂やソニーの製品と同等かそれ以上の売上を達成している。任天堂は最近、NPDグループのデータに基づき、11月のニンテンドーDS携帯型ゲーム機の販売台数が過去最高となる156万台に達したと発表しているが、AppleのiPhone販売台数だけでもこの数字を上回る可能性が高い。任天堂は夏に690万台のiPhoneを販売しており、これは月平均で230万台の携帯電話に相当する。
id Software の共同設立者であるジョン・カーマック氏はプレゼンテーションで、iPhone と iPod touch の高速 ARM プロセッサと PowerVR グラフィックスが DS や Sony の PSP よりも技術的に優れていると語り、Apple の新興ライバルの縮小版ハードウェアよりもセガのドリームキャストの性能に近いと述べた。