ウィリアム・ギャラガー
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ファーウェイの任正非CEOが、同社は将来のiPhone向け5Gチップセットの製造に「前向き」だと発言したことを受けて、現会長の胡健氏はアップルとのいかなる会話もなかったと否定した。
ファーウェイ・テクノロジーズは、創業者兼CEOの任正非氏がアップルとの協業に前向きだと発言したことは、実際にそのような協業が検討されていることを意味するものではないと述べている。同氏はインタビューでアップルを称賛しており、5Gモデムチップセットのアップルへの販売について問われた際には、ファーウェイはそのような取引に「前向き」だと答えた。
「この件に関してアップルと協議したことはない」とファーウェイの胡健会長はロイター通信に明言した。
胡氏の発言は鄭非氏の発言と同様に簡潔なものだったが、CEOのAppleへの評価に同調し、Appleが5Gスマートフォン市場に参入することを期待していると述べた。胡氏は具体的な数字や詳細は明らかにしなかったものの、他社からの5Gチップセットの受注が増加していると主張した。
AppleはIntelからの5Gモデムの調達に苦労していると報じられている。しかし、HuaweiがAppleの部品の複製を試みているという疑惑があることを考えると、同社との取引を進める可能性は低いだろう。