AppleInsiderスタッフ
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出典:中国百科事典出版社
アップルは、有名百科事典の海賊版を含んだアプリの販売に関する中国の裁判所の8万4000ドルの判決に対して控訴し、同社にはそのコンテンツに対する責任はないと主張した。
中国現地時間水曜日に中国語新聞「Jinghua Times」(The Next Web経由)が最初に報じたこの控訴は、中国百科事典出版社の訴えに対する裁判所の評価は誤っており、84,000ドル(520,000人民元)の罰金は高すぎると主張している。
裁判所は9月にこの事件の判決を下し、AppleがApp Storeでのコンテンツの配信を許可し、その販売で利益を得ていたため、海賊版の責任があるとの判決を下した。
Appleの控訴は、2010年に中国百科事典出版社がiOS App Storeで同社の著作権で保護された資料の無許可版を発見し同社を提訴した事件に遡る訴訟の最新章となる。
一方、Appleはサードパーティ製アプリを開発していないため、海賊版コンテンツに対する責任は負わないと主張した。報道によると、同社は控訴手続きを通じてこの主張を貫くとされている。