グーグル、フェイスブック、マイクロソフト、ツイッターはロック解除論争でアップルを支持する動議を提出すると予想される

グーグル、フェイスブック、マイクロソフト、ツイッターはロック解除論争でアップルを支持する動議を提出すると予想される

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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グーグル、フェイスブック、マイクロソフト、ツイッターはいずれも、データプライバシーに関する広範な懸念から、サンバーナーディーノ銃撃犯サイード・リズワン・ファルークのiPhone 5cのロック解除をFBIが行うことを拒否しているアップルを支持するアミカス・ブリーフを提出するとみられている。

CNBCによると、グーグル、フェイスブック、ツイッターの参加はダウ・ジョーンズの情報筋によって明らかになった。ダウ・ジョーンズ傘下のウォール・ストリート・ジャーナルの情報筋は、「複数の大手テクノロジー企業」が意見書を提出する予定で、一部は来週にも共同で意見書を提出する予定だと付け加えた。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、マイクロソフトは提出計画を公式に認めている。

GoogleとFacebookの幹部は既にAppleへの支持を公に表明しており、AppleはiOSのパスコード試行回数制限を回避するソフトウェアの提供を命じた裁判所命令の取り消しを求めている。ファルークの携帯電話は、試行回数制限に達すると自動的にデータが消去されるように設定されており、FBIが証拠を失うことなく総当たり方式でロック解除を行うことは不可能となっている。

Appleは、このようなツールを開発すればiOSが危険にさらされると主張している。これは、Appleだけでなく他のテクノロジー企業にも広範な協力を強いる前例となる可能性があるためだ。政府は理論上、監視など他の目的のためのソフトウェア開発をAppleに強制できる可能性がある。

アップルの法務顧問ブルース・シーウェル氏は、3月1日に行われる米下院の公聴会でこの件について証言する予定だ。司法委員会に出席する他の人物の中には、暗号化プラットフォームのバックドアの必要性を常に主張してきたFBI長官ジェームズ・コミー氏も含まれる。