Appleのサプライヤーは、Retinaディスプレイの制約により2011年のiPad 3がキャンセルされたと発表

Appleのサプライヤーは、Retinaディスプレイの制約により2011年のiPad 3がキャンセルされたと発表

ジョシュ・オンのプロフィール写真ジョシュ・オン

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Appleのサプライチェーンパートナーの情報筋によると、Appleは高解像度ディスプレイパネルの生産上の制約により、2011年後半のiPad 3の供給スケジュールをキャンセルしたとのこと。

台湾の業界紙DigiTimesは火曜日、Appleは当初iPad 3を今年後半に発売する予定だったが、2011年後半の注文をキャンセルしたと報じた。

「Appleのサプライチェーンパートナーは最近、関連数字がすべて既に削除されていることを発見した」と、報道関係者は指摘した。カリフォルニア州クパティーノに本社を置くiPadメーカーのiPad 3の供給予定は、第3四半期に150万台から200万台、第4四半期に500万台から600万台とされていた。

情報筋は同誌に対し、2,048×1,536の解像度を持つ9.7インチパネルの歩留まりが、アップルのパートナーであるサムスン電子とLGディスプレイが十分な生産レベルに達していないため、「供給遅延の主な原因」である可能性があると語った。

「iPad 3の物理的な薄さ、豊富な色彩のサポート、堅牢性に関する要件は、パネルの技術的制限とすべて矛盾するため、発売が遅れる可能性がある」とレポートは述べている。

iPad 3 の噂は、iPad 2 の発表前からずっと流れていた。さまざまな報道によると、Apple はより高解像度の iPad を今秋後半にリリースする準備を進めているという。一方で、Apple は今年中に新しい iPad をリリースしないだろうという報道には反論している。

6月、ブルームバーグは、Appleがより高解像度の画面を搭載したiPadをテストしていると主張したが、その報道では、解像度は「3分の1高い」だけであり、Appleが使用すると噂されている2,048×1,536の画面の2倍ではないと述べていた。

iPad 3の発売延期の噂にもかかわらず、AppleはiPad 2の堅調な販売を継続する準備が整っているようだ。火曜日の報道によると、Appleのサプライヤーは今年後半に2,800万台から3,000万台のiPad 2を生産する見込みだ。Appleは4-6月期に925万台のiPadを販売した。