ピーター・コーエン
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ムンバイ、インド
インド政府は今週、iPhone生産予定の製造工場に10億ドルを追加投資するというフォックスコンの計画を承認すると発表した。
カルナタカ州政府は火曜日、同州におけるフォックスコンからの1391億1000万ルピー(17億ドル)の投資を承認したことを認めたが、資金の使途については詳細を明らかにしなかった。
ブルームバーグが水曜日朝に報じた ところによると、これはフォックスコンがインドでの製造拠点の拡大にすでに投じている15億4000万ドルに上乗せされる額だという。
これにより、フォックスコンの同地域における総支出額は27億ドルに上る。フォックスコンは、カルナータカ州の州都バンガロールにサービスを提供する空港近くに、300エーカーの敷地を開発している。
報道によると、フォックスコンが追加投資する資金は、iPhoneの生産能力増強に充てられる可能性が高い。また、一部の投資資金は、電気自動車用部品を含む、フォックスコンの他の製造パートナー向けのデバイスや部品の生産増強にも充てられる可能性がある。
フォックスコンは、世界的な緊張と経済不況のさなか、中国国外での製造を拡大し続けている。
中国は依然としてAppleの部品と製造の主な供給元ではあるものの、Appleはサプライヤーに対し、製造拠点を中国から移転するよう積極的に奨励している。