iOS向けSkyDriveのアップデートは、MicrosoftとAppleの紛争が解決したことを示唆している

iOS向けSkyDriveのアップデートは、MicrosoftとAppleの紛争が解決したことを示唆している

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数ヶ月に及ぶ水面下での遅延の後、iOS 向け SkyDrive のアップデートが水曜日に App Store に登場し、Microsoft と Apple がどうやら和解したことを示唆している。

AppleとMicrosoftが、Microsoftのクラウドストレージサービス「SkyDrive」のアプリ内サブスクリプション料金をめぐって対立していることが、昨年12月に初めて明らかになった。Microsoftは昨年末、iOS向けSkyDriveのアップデート版の「承認が遅れている」ことを認め、解決策を見つけるために「Appleと連絡を取っている」と述べていた。

変更点の詳細は​​明らかにされていませんが、iOS版SkyDriveバージョン3.0が水曜日にApp Storeに登場しました。この新しいソフトウェアでは、iPhone 5とiPad miniのサポートが追加され、アイコンとユーザーエクスペリエンスも刷新されています。Microsoftによると、その他の追加機能は以下のとおりです。

  • フル解像度の写真をiPhoneやiPadにダウンロードする機能
  • 他のiOSアプリでSkyDriveファイルを開いたりアップロードしたりするのが簡単になるサポートの改善
  • アップロード/ダウンロード写真のサイズを制御するオプションと、SkyDriveにアップロードするときに写真のメタデータを保持する機能

SkyDrive 3.0 のリリースに先立ち、iOS アプリケーションの最後のアップデートは 2012 年 6 月に行われました。このソフトウェアを使用すると、ユーザーは外出先から SkyDrive ファイルにアクセスし、管理および共有することができます。

SkyDrive 3.0がApp Storeに登場したにもかかわらず、iOS版Office 365のリリースを遅らせていると報じられていた問題をMicrosoftとAppleが解決した兆候は見られません。両社はサブスクリプション料金をめぐって対立していたとされており、AppleはApp Storeで認可されたアプリケーションを通じて販売されるすべてのサブスクリプションから30%の手数料を継続的に徴収しています。

マイクロソフトのOffice 365は、SkyDriveを含む一連のアプリケーションにアクセスできるサービスです。ワシントン州レドモンドに本社を置くこのソフトウェア企業は、Appleがすべてのアプリ内購入とサブスクリプションから30%の手数料を徴収していることに難色を示したと報じられています。