スティーブ・ジョブズ氏、LEDバックライト搭載のMacを今年発売予定と発表

スティーブ・ジョブズ氏、LEDバックライト搭載のMacを今年発売予定と発表

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アップルの最高経営責任者(CEO)スティーブ・ジョブズ氏は水曜日、アップル製品における有毒化学物質の使用を廃止するスケジュールを明らかにし、LEDバックライトディスプレイを搭載した最初のMacが今年後半に登場し始めることを確認した。

より環境に優しいアップルの計画について顧客と株主に宛てた公開書簡の中で、ジョブズ氏は、クパティーノを拠点とする同社は、技術的、経済的に可能になった時点で、すべてのディスプレイをLEDバックライトに移行することで、水銀の使用を削減し、最終的には廃止する計画を明らかにした。

「2007年には、LEDバックライト技術を搭載した最初のMacを発売する予定です」と彼は記している。「すべてのディスプレイで蛍光灯を完全に廃止できるかどうかは、LCD業界が大型ディスプレイのLEDバックライトへの移行をどれだけ早く実現できるかにかかっています。」

Appleの共同創設者のコメントは、同社の次世代MacBook Proノートブックに関する計画に関するAppleInsiderの独占レポートを裏付ける最も確固たる形となった。

1月、AppleInsiderは、今年予定されているAppleの15インチMacBook Proの改訂により、Macメーカーが冷陰極蛍光バックライト(CCFL)からLEDバックライトへと段階的に移行していくだろうと報じた。

当時、事情に詳しい関係者によると、アップルはLED技術を15インチMacBook Proの改良版にのみ搭載することに合意していたものの、17インチモデルや13インチのコンシューマー向けMacBookシリーズ全体への展開を検討していたという。ジョブズ氏の水曜日の発言は、同社が全製品へのLED技術採用計画を加速させていることを示唆している。

LED技術はCCFLよりも環境に優しいだけでなく、ディスプレイ全体に均一に光を分散させる効率性が高く、彩度も向上します。また、消費電力が少なく、動作温度も低く、寿命も長くなります。

エンドユーザーにとって、この新技術はノートパソコンのバッテリー寿命の延長と、ディスプレイの初期輝度を製品ライフサイクル全体にわたってより長く維持することにつながります。今秋には、LED照明ディスプレイは、AppleのMac OS X Leopardオペレーティングシステムの刷新に伴う様々なソフトウェアユーザーインターフェースの強化やアニメーション技術をより鮮やかに彩るキャンバスとなるでしょう。