マルコム・オーウェン
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アップルパーク。画像提供:Apple
アップルの最高人事責任者が同社を去ると報じられてわずか2日後、トップの人材採用担当幹部も投資会社へ移籍する準備をしている。
アップルの最高採用責任者である副社長ショールド・ゲーリング氏が、投資会社シタデルへの転職のため、同社を退社する予定だと報じられている。この退社は、ここ1週間でアップルが人事関連の大型退職を行った2件目のケースとなる。
事情に詳しい関係者がブルームバーグに語ったところによると、ゲーリング氏は11月にアップルを退社する。同氏は9月に退社したシタデルのマット・ジャハンソウズ氏の後任となる。
Appleはまだこのニュースを公表していないが、シタデルのCOOジェラルド・ビーソン氏が従業員にその旨を伝えたと報じられている。「ショールドは世界中から優秀な人材を引きつけ、シタデルで彼らの実力と野心に応じた素晴らしいキャリアを築くための取り組みを先導します」とビーソン氏は書簡で述べた。
ゲーリング氏は6年以上務めたアップルを退社し、2018年11月に同社に入社した。以前はジョンソン・エンド・ジョンソンやアクセンチュアで採用業務に携わっていた。
この新たな辞任は、別の著名な最高責任者の任期が終わりに近づいたと報じられてから間もなくのことである。
水曜日には、ゲーリング氏の上司であるアップルの最高人事責任者、キャロル・サーフェス氏が、就任から2年も経たないうちにその役職を退くと報じられた。