AppleInsiderスタッフ
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Brightcove の新しい「Apple TV 向け App Cloud デュアル スクリーン ソリューション」により、メディア パブリッシャーは、Apple の AirPlay 標準を介して HDTV に表示されるコンテンツ、データ、情報を同時に制御できる iPhone および iPad 向けのリッチ コンテンツ アプリを開発できるようになります。
新しいApp Cloudサービスにより、開発者はiPadやiPhoneだけでなく、Apple TVセットトップボックスに接続されたHDTVにも同期コンテンツを表示できるようになります。Brightcoveの技術で構築されたソフトウェアにより、視聴者はiOSデバイスとApple TVの両方でコンテンツ、インタラクティブオプション、データを同時に表示するアプリケーションを利用できるようになります。
「Apple TV向けApp Cloudデュアルスクリーンソリューションは、インターネットを利用する消費者にとって、ファンが渇望する豊富なコンテンツ情報とHDテレビ視聴を融合させた、新たなコンテンツ体験への扉を開きます」と、ブライトコーブ会長兼CEOのジェレミー・アレール氏は述べています。「App Cloudは、モバイルデバイス向けの豊富なコンテンツ情報とリビングルームのテレビでのオンラインビデオ視聴を融合させることで、iPadとiPhoneアプリの体験を変革します。」
Brightcoveは、開発者が自社のサービスを活用して、テレビを見ながらマルチタスクを行うスマートフォンユーザーを惹きつけることを期待しています。RazorfishとYahooが最近2,000人以上のスマートフォンユーザーを対象に行った調査では、回答者の80%がテレビを見ながらモバイルデバイスを使用していることがわかりました。
新しいデュアル スクリーン アプリ ソリューションは、App Cloud ソフトウェア開発キットに含まれており、オープン ソース コミュニティで利用できます。
Appleは現在、開発者がApple TV専用のサードパーティ製アプリケーションを開発することを許可していません。しかし、iPhoneとiPadの開発者は、Appleのワイヤレスストリーミング規格であるAirPlayを使用して、HDTVにコンテンツを表示できます。
来月リリースされるMountain Lionでは、MacにもAirPlay機能が搭載されます。7月にリリースされるOS X 10.8では、iPhoneやiPadのiOSに既に搭載されているAirPlayミラーリングが内蔵される予定です。