· 1分で読めます
アメリカン・テクノロジー・リサーチのアナリストらは今週、アップル・コンピュータは既存のPowerPC MacとiPod nanoの在庫処分に努める一方で、現在の会計四半期については保守的なガイダンスを示すと予想されていると述べた。
ウー氏は自身の情報源と調査を引用し、アップルの6月(現)四半期のガイダンスは今月下旬に発表される時点で43億~44億ドルの範囲で保守的なものになる可能性が高いと述べた。
同アナリストは在庫状況と今後のガイダンスに関する調査結果を受けて、6月四半期の予想を、売上高44億ドル、1株当たり利益(EPS)44セント、iPod台数850万台と、従来の48億ドル、48セント、iPod台数1,000万~1,100万台から引き下げた。
「3月四半期については、アップルは43億ドル38セントというガイダンスを上回るとみており、したがって当社の予想は44億ドル43セントのままである」とウー氏は記し、市場コンセンサスは46億ドル44セントだと指摘した。
アナリストは、2007年度の売上高予測を221億ドル、1株当たり利益2.45ドルに据え置いた。その時点ではIntelへの移行がほぼ完了し、「AppleはMac OS X Leopardや新しいデジタルエンターテイメント製品など、新製品の勢いの恩恵を受けるだろう」との見方からだ。
アメリカン・テクノロジー・リサーチはアップル株の買い推奨を維持し、目標株価を101ドルとした。