ニール・ヒューズ
· 1分で読めます
金曜の早朝、熱望されていたiPhone Xを急いで予約注文しようとしていた一部の顧客は、予期せぬ障害に遭遇した。Equifaxのデータ漏洩を受けて導入された信用凍結により、分割払いローンの承認が滞ったのだ。
金曜日の太平洋標準時午前0時1分、東部標準時午前3時1分に予約注文が始まった後、クレジット凍結を開始した人の中には、AppleのiPhoneアップグレードプログラムなどのプランを承認するために凍結を解除するのを忘れた人もいた。
読者は購入手続きが遅れたためAppleInsiderに連絡を取り、また自らクレジットを凍結したためにiPhone Xの予約注文期間を逃したとTwitterで不満を表明した人もいた。
@Equifax を使って信用情報を確認してくれた @CitizensOne さん、本当にありがとう。iPhone X はもうないわ。@Equifax の情報漏洩…贈り物は尽きないわ。
— ケビン・クラーク(@KC_Clarky)2017年10月27日
AppleInsiderが9月に指摘したように、iPhoneアップグレードプログラムはCitizens Bankに依存しており、同行は少なくとも一部の信用調査をEquifaxで行っている。Equifaxは米国の3大信用調査機関の1つだが、今年初めにEquifaxで起きた前例のないハッキングにより、最大1億4,300万人の米国消費者の社会保障番号やその他の個人情報が漏洩し、自主的な信用凍結の波を引き起こした。
もちろん、この問題はAppleに限ったことではなく、iPhone Xに限ったことでもない。AppleのクレジットパートナーであるCitizens Bankは他の購入にも利用されているため、9月の販売開始以来、iPhone 8とiPhone 8 Plusの注文にも影響が出ている。
通信事業者の分割払いプランも信用凍結の影響を受けたと言われており、ツイッターのユーザーらはAT&T Nextなどのプログラムが予約注文のプロセスで滞っていると述べた。
ハッキング事件を受けて、多くの消費者がEquifaxだけでなくExperianやTransUnionでも信用情報を凍結した。そうした行為は阻止されただろう。
幸いなことに、このような購入を事前に計画している人にとっては、3つの信用情報機関で信用情報を一時的に凍結する手続きは、安全なPIN番号を使えば比較的簡単です。今後、ローン関連の購入や申し込みを検討している消費者は、事前に信用情報を凍結しておくことをお忘れなく。