ウィリアム・ギャラガー
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アップルがポートランド店に提案する新しいセキュリティバリアのレンダリング画像(出典:オレゴン・ライブ)
ポートランドのアップル・パイオニア・プレイス店では、暴動と略奪後に設置された鉄柵が透明なポリカーボネート製の囲いに取り替えられる予定だ。
オレゴン州ポートランドのアップルストアは、2021年2月から鉄柵で保護されている。その時点で、同ストアは新型コロナウイルスによるロックダウンの影響もあり、9カ月間閉店していた。
しかし、2020年5月のジョージ・フロイド暴動の後、この店は略奪や破壊行為も受けていた。その後、警察による男性殺害に対する抗議活動中に店内で火災が発生した。
Oregon Liveによると、Appleは現在、背の高い金属製の柵を透明なポリカーボネートパネルで作られた「店頭セキュリティエンクロージャー」に置き換える計画だという。Appleと匿名の建築事務所の代表者は、2022年5月3日にダウンタウン近隣協会とのオンライン会議を開催した。
「このプロジェクトには非常に感銘を受けました」と、協会会長のウォルト・ワイラー氏は同誌に語った。「コンセプトに大変満足しています。」
「アップル社がこの場所に留まることに、そしてこの街のこの地域への投資を拡大してくれることに、私たちはとても喜んでいます」とウェイラー氏は続けた。
提案されているポリカーボネート構造物は店舗の正面を囲むもので、既存のガラスのファサードから約30インチ離れたところに設置される予定だという。
Appleは会議参加者に対し、通話のスクリーンショットを撮らないよう指示したと報じられている。しかし、匿名の参加者の1人が、改良されたセキュリティの外観を示すAppleのレンダリング画像を撮影した。
これとは別に、店舗のバリケードに描かれた「Black Lives Matter」の壁画は、2021年にアップルから非営利団体「Don't Shoot PDX」に寄贈された。