Apple School Manager WebポータルがiOS 9.3のデビューに先立ちベータ版に登場

Apple School Manager WebポータルがiOS 9.3のデビューに先立ちベータ版に登場

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Apple は、iOS 9.3 ベータ版で初めてプレビューされた iOS in Education プログラムへの主要な追加機能のリリースに向けて着々と進んでおり、最新の変更点は、今週リリース予定の Apple School Manager Web ハブのベータ版が有効化されていることです。

上の画像に見られるように、Apple School Manager ポータルには現在ベータ タグが付いており、Apple ID の作成、コースの構築、iPad の大量展開を教育者が一元的に管理できる機能が登録ユーザー向けに提供されていることを示しています。

Apple School Managerは、AppleのiOS in Educationの中心的な存在であり、管理者に大規模なモバイルデバイスエコシステムの構築と管理に必要なツールを提供します。MacまたはPCのWebブラウザからアクセスできるこのポータルには、管理対象Apple IDの作成と監視、MDM登録の管理、アプリや電子書籍の購入と配布、カスタムコースの作成など、さまざまな機能が含まれています。

学校向けに設計された管理対象Apple IDは、一般ユーザー向けのApple IDよりも、生徒と教師のアカウントをより細かく管理できます。Apple School Managerを通じて、管理者は管理対象Apple IDのパスワードのリセット、カスタマイズされたユーザーロールの作成、特定のアカウントの追跡、コース登録の管理など、高度な機能を利用できます。

Appleは先月、iOS 9.3ベータ版のリリースに合わせて公開されたiOS in Education専用ウェブページで、Apple School Managerの新機能を予告しました。このリモート管理ツールに加え、Appleは教室向けに特別に設計されたデバイス内ソフトウェアも展開しており、生徒向けの覚えやすい4桁のPINから「共有iPad」アカウント転送機能まで、幅広い機能を備えています。

また、教師が生徒のiPadを包括的に管理・アクセスできるようにするClassroomアプリも新たに追加されました。例えば、教師は生徒のデバイスで特定のアプリを起動したり、使用を制限したりできます。また、「Screen View」機能では、生徒の画面をミラーリングすることで、1対1のモニタリングが可能です。

Apple School Manager を試用したい教育機関は、プログラムの登録 Web ページから Apple に直接申し込むことができます。