ケイティ・マーサル
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Variety.comは、名前を伏せたハリウッドスタジオの幹部らの話として、全米第1位の専門電気製品小売業者が、CinemaNowや他のデジタル映画ダウンロードプロバイダーと、サービスに関する提携の可能性について協議中であり、理想的には今夏にもサービスが開始される予定であると主張している。
ベスト・バイは、長年主力事業の一つであった物理的なDVDの売上が急落する中、映画のダウンロードをデジタル環境に適応させようと躍起になっている大手小売業者の一つに過ぎない。
報道では、ベスト・バイがシネマナウとの噂の提携からどのような利益を得るのかは明らかにされていないが、同チェーンが同サービスと連携する大画面テレビやブルーレイプレーヤーなど、ウェブ対応の独自ブランド機器を販売する可能性があると推測されている。
こうした動きは、ブロックバスター、アマゾン、ネットフリックスが採用している動きに似ている。各社はそれぞれ、TiVoやRokuなどのセットトップボックスメーカーと提携して、デジタルカタログを消費者のリビングルームに届けている。
ベスト・バイが成功するには、逆境を乗り越える必要がある。同様の状況にあったウォルマートは、2007年にHPの協力を得て独自の映画ダウンロードサービスを開始しようと試みたが、テスト段階を通過できなかった。