Appleが米国PC市場で地位を失う中、Macの出荷は引き続き減少

Appleが米国PC市場で地位を失う中、Macの出荷は引き続き減少

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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ガートナー社とIDC社による最新の四半期PC市場追跡データによると、PC市場全体がMacハードウェアの出荷を上回ったため、Appleの米国におけるMac出荷は2013年第3四半期に減少した。

IDCとガートナーが水曜日に発表した予測は、全く異なる状況を示しています。IDCの調査によると、米国におけるMacの売上は第3四半期に前年同期比11.2%減少し、米国PC市場全体は0.2%減少しました。

一方、ガートナーは、アップルの出荷台数がわずか2.3%減少したのに対し、米国のPC市場ではアップルのモデルが前年比3.5%増加したと報告している。

いずれにせよ、ガートナーとIDCの推計によると、少なくともアメリカでは、Macの販売台数はもはやPC市場全体を上回っていないようだ。しかし、これらの数字にはAppleの国際的なシェア拡大は含まれておらず、また、両社とも市場をリードするiPadなどのタブレットの出荷台数も追跡していない。

IDC 2013年第3四半期 PCベンダーシェア

ガートナーの第3四半期データによると、HPは前年同期比4.5%増の伸びで市場シェア26.9%を獲得し、米国PCメーカーのトップに躍り出た。2位はデルで、3.3%増の21%のシェアを獲得した。一方、アップルは推定出荷台数210万台で市場シェア13.4%を獲得し、3位につけている。このシェアは、アップルが米国市場シェア14.2%を占めていた2012年より低下している。

ガートナーによると、アップルに次ぐのはレノボで、前年比24.6%の大幅増と10.5%のシェア増を記録した。東芝はシェア7%、2012年比13.5%増で5位となった。

一方、IDCも両社を同様の順位につけています。ただし、同社の推定によると、Appleの米国出荷シェアは11.6%と、わずかに低くなっています。IDCは、Appleが第3四半期に米国で190万台のMacを出荷したと推定しています。

いつものように、AppleはIDCとGartnerのどちらのデータでも世界トップ5のPCベンダーにランクインしませんでした。IDCとGartnerはどちらも、トップ5をLenovo、HP、Dell、Acer、Asusの順としています。

IDCは、世界全体のPC出荷台数が前年比7.6%減の8,160万台になると予測しています。一方、ガートナーの世界全体の出荷台数は前年比8.7%減の8,020万台になると予測しています。