iOS 10の新機能「ベッドタイム」で快適な睡眠を実現

iOS 10の新機能「ベッドタイム」で快適な睡眠を実現

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Appleは、ユーザーの健康に重点を置く一環として、睡眠に関する新しいアラームをiOS 10に導入し、ユーザーに一晩中休むために就寝する時間を思い出させ、睡眠習慣も記録します。

新しい就寝時間と起床時間のアラームは、iOS 10の時計アプリに新しく追加された「就寝時間」タブで設定できます。アプリでは、毎日同じ時間に就寝し、同じ時間に起床することが健康的な睡眠の鍵であると説明されています。

Appleは、ユーザーにシンプルな設定プロセスを提供しています。一連の質問に答えるだけで、「就寝アラーム」と「起床アラーム」を好みに合わせて設定できます。設定には、ユーザーが起床したい時間、アラームを鳴らす曜日、毎晩必要な睡眠時間などが含まれます。

初期設定後、「就寝時間」タブにはグラフィカルなダイヤルが表示され、ユーザーは夜間に必要な睡眠時間を調整できます。

設定が完了すると、アラームが鳴る前夜に就寝リマインダーが届きます。就寝時刻の直前に通知するように設定することも、就寝希望時刻の1時間前までの範囲で通知するように設定することもできます。

新しい「Bedtime Alarm」と「Wake Alarm」は、ユーザーに就寝時間を知らせ、朝に起こしてくれるだけでなく、Appleのヘルスケアアプリと連携して睡眠トラッキングデータも取得できます。時計アプリ内には、HealthKitに記録された「睡眠分析」データへのクイックリンクがあります。

時計アプリでは、ユーザーの「睡眠履歴」も視覚的に表示され、毎日同じ時間に就寝、起床することでバーを揃えるようにユーザーを促します。

もう一つの注目すべき機能は、「目覚ましアラーム」オプション内の「目覚まし音量」をカスタマイズできることです。ここでは、iOS全体のアラーム音量とは別に、朝のアラーム音量をカスタマイズできます。

編集者注:この記事は、AppleがWWDC 2016でiOS 10を発表した直後の6月に公開されました。モバイルオペレーティングシステムの正式リリースに合わせて更新・再公開されました。iOS 10の詳細については、AppleInsiderで現在公開中の「Inside iOS 10」をご覧ください。