アップル、中国向けiPhoneとiPad下取りプログラムを発表

アップル、中国向けiPhoneとiPad下取りプログラムを発表

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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大中華圏に住む Apple の iPhone および iPad 所有者は、同国内の 18 か所の Apple Store のいずれかを訪れて古いハードウェアを下取りに出してストアクレジットを獲得できるようになり、このクレジットはその後、新しいデバイスの購入に充当できる。

アップルの広報担当キティ・ポッター氏は火曜日、サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙に対し、米国の成功した再利用・リサイクルの取り組みに基づいた中国のプログラムが現在、中国全土のアップルストアで実施されていると語った。

先週の報道によると、Appleは中国版を中古のiPhoneモデルに限定する予定だが、顧客は古いiPadも下取りに出すことができるようだ。

「中国のApple Storeでは、旧世代のiPhoneまたはiPadをリサイクルに持ち込みたいお客様を支援する新しいプログラムを開始します」とポッター氏は述べた。「環境保護に貢献するだけでなく、お客様は返却されたiPhoneまたはiPadに対して、新しいデバイスを購入する際に使えるクレジットを受け取ることができます。」

新しいプランは、中国本土、香港、マカオ、台湾内で購入されたデバイスが対象となります。

下取り手続きや価格設定に関する追加情報は現時点では入手できていませんが、中国での下取りは米国と同様のルールに従っていると考えられています。米国での下取りは、Apple Storeの従業員がデバイスのチェックリストに沿って査定を行い、適正な市場価格を算出した上で、サードパーティの下取り業者であるBrightstarに発送されます。あるいは、顧客がオンラインで下取りに申し込んだ場合、Brightstar自身が査定を行います。

先週、ブルームバーグは、AppleのパートナーサプライヤーであるFoxconnが中国のリサイクル活動の責任者となると報じたが、この主張はまだ裏付けられていない。報道によると、Apple Storeの従業員が中古デバイスをFoxconnに引き渡し、再生した後、eFeihuとFLNetのウェブサイトを通じて再販売することになるという。AlibabaのTaobaoストアも再販売拠点として挙げられている。ウェブベースの下取りプログラムはまだ発表されていないが、Foxconnは検討中と言われている。

最近では、Appleは米国と欧州で、再利用およびリサイクル プログラムを iPhone 以外の下取りにも拡大した。これは、Google Android ユーザーに iOS への乗り換えを促すための動きである。