ロジャー・フィンガス
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伝えられるところによると、Apple のオリジナルビデオ番組に対するアプローチは、焦点が定まっていないどころか、誰が責任者になるかさえも定まっていないほど、散漫だという。
「現時点では、構造的なアプローチはありません」と情報筋はMashableに語った。「彼らの計画が具体的にどのようなものなのかについては、まだ流動的です。」
インターネットコンテンツ部門責任者のエディ・キュー氏を含むアップル幹部は、ソニー・テレビジョンやパラマウントの幹部を含む映画・テレビ業界の様々な関係者と会談したと報じられている。しかし、会談に詳しい関係者は、アップルが何を求めているのかは不明だと述べている。
「彼らは『今年3つのアリーナで6つの公演を買いたい』と言って交渉に臨むわけではない」とある人物は語った。「彼らはむしろ機会主義的なので、売り込むのは難しい」
3月にテキサス州オースティンで開催されたサウス・バイ・サウスウエスト・フェスティバル/カンファレンスで、Appleはビデオ製品に関するパネルを計画していたとされていたが、結局発表される前に中止になった。
しかし、同社は最近ロサンゼルスの不動産を拡張したと報じられており、一部の情報筋は、新たなスタッフの受け入れや、場合によってはスタジオスペースの確保も計画していると示唆している。新たな拠点の一つはカルバーシティにあり、アップルが近隣のソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントを買収するのではないかとの噂が広がっている。売却を検討していると報じられている。
AppleはApple Musicで「Planet of the Apps」と「Carpool Karaoke」という2つの新しいビデオを公開しようとしており、ラッパーでApple社員のドクター・ドレーをフィーチャーしたシリーズ「Vital Signs」もまだ制作中だと思われる。
しかし、他のストリーミングサービスからの注目を集めるためには、Appleはより大規模なビデオプロジェクトに取り組む必要があるかもしれない。実際、2月には、Appleがかつてロン・ハワードとブライアン・グレイザーが所有する制作会社Imagine Entertainmentに興味を示しており、投資、「ファーストルック」配信、あるいはスタジオの完全買収といった選択肢を検討していたという報道もあった。