アップルとグーグルがコダックの特許を入札

アップルとグーグルがコダックの特許を入札

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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金曜日、アップルとグーグルの両社がコダックの特許ポートフォリオに入札していることが明らかになったが、取り決めに関する詳細はほとんど明らかにされていない。

ウォール・ストリート・ジャーナルのデニス・バーマン編集長はツイートの中で、8月に予定されているコダックの特許売却の見込み顧客として、アップルとグーグルの名前を挙げた。続くツイートでは、両社が特許入札戦争の有力候補であると指摘された。

コダックは、企業再編中に会社を存続させるために与えられた融資の条件の一部として、膨大な特許の一部、具体的には「デジタルキャプチャ」ポートフォリオの知的財産の売却を目指している。

元写真界の巨人が特許を売り歩いていたことは知られていたが、入札に関わった関係者はこれまで秘密にされていた。

ウォールストリート・ジャーナルによると、AppleはMicrosoft、特許事務所Intellectual Venturesと共同でグループを結成し、Google傘下のSamsung、HTC、LG、特許事務所RTXといった大手企業グループに対抗する構えだ。このグループ分けは、Apple、Microsoft、Research in Motion、Sony、EMCがGoogleとIntelに対抗した過去のNortelによる特許売却と類似している。

最近では、アップルはコダックの訴訟をニューヨーク破産裁判所から同州の地方裁判所に移送する試みに敗訴したが、この動きは写真業界の先駆者である同社の特許売却手続きを妨げる可能性があった。