アップルは2011年にiPhone1億台、iPad4000万台を販売すると予想

アップルは2011年にiPhone1億台、iPad4000万台を販売すると予想

ダニエル・エラン・ディルガーのプロフィール写真ダニエル・エラン・ディルガー

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スティーブ・ジョブズ氏の休職が投資家に及ぼす影響について意見を述べた最新のアナリストは、明日のアップルの株価の下落は「決算発表前の買いのチャンスとなる」とし、iOSの見通しが改善し、部品コストが従来予想より有利になると指摘した。

モルガン・スタンレーのアナリスト、キャシー・ヒューバティ氏は、報告書の中で、「アップルの株価が大幅に下落した場合、我々は買いを控える。同社は火曜日の夜に12月四半期の好業績を発表すると予想しており、iPhone/iPadの出荷台数と粗利益率が予想を上回ったことを受けて、2011年度の1株当たり利益25ドル(コンセンサス予想は20.68ドル)という我々の強気な見通しは、引き続き実現可能性が高まっていると考えている」と述べた。

1億台以上のiPhoneと4000万台のiPad

ヒューバティ氏は最近アジア旅行から戻り、「サプライチェーンは引き続き、当社の現在の推定値である7,200万台と3,000万台(どちらも市場予想を上回る)に対して、iPhoneが1億台以上、iPadが4,000万台以上になる可能性を示している」と述べた。

「最近のベライゾンの発表による上方修正に加え、我々の会議では、旺盛な需要により中国でのiPhoneのリードタイムが長いことが強調されました。過去数四半期にわたり大きなボトルネックとなっていたiPadのタッチパネルは、iPadの部品コストの10~15%を占めていましたが、現在では製造歩留まりが90%に達しており、潜在的なコストメリットが今年Appleに還元されます。」

モルガン・スタンレーは、Apple の 2011 年度第 1 四半期の売上高を 239 億ドル、1 株当たり利益を 5.25 ドルと予測しており、iPhone の販売台数は 1,600 万台、iPad は 550 万台、iPod は 1,700 万台、Mac は 400 万台と見込まれている。

「当社の調査では、すべての製品カテゴリーで若干の上昇が見込まれるが、iPhoneとiPadの販売台数と粗利益率の上昇がEPS予想を上回る主な要因になると考えている」とヒューバティ氏は記した。