アップル、インドでiPhone 12の生産を強化

アップル、インドでiPhone 12の生産を強化

ウィル・シャンクリンのプロフィール写真ウィル・シャンクリン

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ティム・クック、インド訪問

インドでの供給ラインと製造サポートの構築に5年を費やした後、Appleはインド国内での販売を目的としたiPhone 12シリーズを生産する準備が整った。

アップルは声明で、「インドで地元のお客様のためにiPhone 12の生産を開始できることを誇りに思います」と述べた。「アップルは、お客様に喜んでいただくために、世界最高の製品とサービスを提供することに専念しています。」

2020年5月、Appleはインドでの製造活動の拡大プロセスを開始し、既存の中国での製造の約5分の1をインドに移転することを目標としている。

この動きは、Appleがインドで急成長を遂げている中で行われた。統計によると、2020年第4四半期のAppleのiPhone事業は前年同期比で倍増した。しかし、その数字は依然として150万台と比較的低い水準にとどまっている。

Appleは、売上高が前年比で倍増したにもかかわらず、高価なハードウェアのため、この地域では大きな存在感を示していません。同社は、旧モデルを継承し、一部のデバイスをインド国内で製造することで、世界で最も急速に成長しているスマートフォン市場での地位を確立しようと努めています。また、Appleはインドにおいて、Apple Musicなどのプレミアムサブスクリプションサービスの料金を値下げしています。

同社は、今後生産されるiPhone 12に加え、iPhone 11とiPhone XRもインドで製造する。

ティム・クック氏、インドのナレンドラ・モディ首相と会談

ティム・クック氏、インドのナレンドラ・モディ首相と会談

「インドでiPhone 12を製造する計画が現在あるため、これは間違いなくAppleが昨年の勢いを2021年も継続するのに役立つだろう」とIDCインドのNavkendar Singh氏はインドアジア通信社に語った。

アップルは2月、12月の暴動で停止していた組立パートナーのウィストロンのインド・ナラサプラ工場での生産を再開したと発表した。

アップルのCEOティム・クック氏は2020年2月、同社が2021年にインド国内で初の実店舗をオープンすることを確認した。