ウィリアム・ギャラガー
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アップルは全50州で雇用に投資している
アップルは、ノースカロライナ州の新キャンパスへの資金提供を含め、全50州にわたるイノベーションへの4,300億ドルの投資を発表した。
2018年に発表した米国投資5カ年計画の半分を過ぎた今、Appleは目標額を引き上げる。2023年までに3500億ドルを投資する計画ではなく、今後5年間で4300億ドル以上を投資する計画だ。これは米国のイノベーションを支援することを目的としたもので、5Gや「次世代」シリコンへの資金も含め、20%の増額となる。
「復興と再建のこの時期に、アップルは全50州のコミュニティに及ぶ世代を超えた投資により、米国のイノベーションと製造業への取り組みを倍増させています」とアップルのCEO、ティム・クック氏は声明で述べた。
「私たちは5Gからシリコンエンジニアリング、人工知能まで最先端分野で雇用を創出し、次世代の革新的な新事業に投資し、すべての業務を通じて、より環境に優しく公平な未来を築いています」と同氏は続けた。
Appleは、ノースカロライナ州に新キャンパスを建設するために10億ドル以上を投じています。同州のリサーチ・トライアングル地域に拠点を置くことで、3,000人の雇用を創出し、機械学習、人工知能、ソフトウェアエンジニアリングに注力する予定です。
キャンパス開発に加え、Appleは州内80郡のインフラ整備に1億1000万ドル以上を拠出する予定です。Appleは、ブロードバンド、学校、道路への投資により、ノースカロライナ州に毎年15億ドルの経済効果をもたらすと主張しています。
他州への投資の目玉としては、テキサス州が挙げられます。テキサス州では、既にオースティンの新キャンパス建設が進行中です。同様に、アイオワ州でも新しいデータセンターの建設が予定されており、現在設計が進められています。同社のサンディエゴキャンパスの従業員数は、2026年までに5,000人増加することが見込まれており、これは2018年に設定された目標の500%増となります。
アップルはまた、同社のApple TV+部門が拠点を置くカルバーシティでの存在感を、2026年までに3,000人以上の従業員にまで拡大する計画だ。アップルはさらに、20州で「数十」のApple TV+制作を通じて数千の雇用を創出すると宣伝している。
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