GoogleがiTunesとの競争を強化、YouTubeにディズニー映画を追加

GoogleがiTunesとの競争を強化、YouTubeにディズニー映画を追加

スラッシュ・レーンのプロフィール写真スラッシュレーン

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グーグルは、アップルのiTunesとの競争を激化させるため、水曜日にディズニー、ピクサー、ドリームワークスの映画数百本をYouTubeでレンタルできるようにした。これには「カーズ」や「パイレーツオブ・カリビアン」のシリーズも含まれる。

ディズニーのストリーミング映画は、youtube.com/movies でレンタルできるようになりました。このサイトでは、既に他のスタジオの数千本の映画が視聴可能です。『ステップ・ブラザーズ』のように無料で視聴できる作品もあれば、 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のように99セントという低価格の作品もあります。 『バッド・ティーチャー』『アタック・ザ・ブロック』など、2011年公開の作品は3.99ドルで視聴できます。

お客様がHD映画のレンタル料金を支払うと、YouTubeは30日間の視聴期間をお客様に提供します。視聴を開始すると、24時間または48時間の視聴時間となります。

Googleが締結した契約により、AppleのiTunesとの競争力が高まります。iTunesはすでにディズニー映画をレンタルまたは購入できるサービスを提供しています。YouTubeで「カーズ2」をレンタルする場合、48時間パスが3.99ドルです。iTunesユーザーは、標準画質版を3.99ドル(購入時は14.99ドル)、高画質版を4.99ドル(購入時は19.99ドル)でレンタルできます。

YouTubeは、今後さらに多くの「ディズニーの名作と新作」をサイトに掲載することを約束しています。また、映画にはYouTube Movie Extras(舞台裏映像やインタビューなど)も掲載されます。

YouTubeの映画レンタルサービスは、5月に『インセプション』『英国王のスピーチ』といった大ヒット作とともに開始されました。しかし、長年Appleのパートナーであり、スティーブ・ジョブズが単独筆頭株主であったディズニーが加わったことは、この新興サービスにとって大きな成功と言えるでしょう。

この契約は、ディズニーがフォックスやパラマウントとともに、検索大手のグーグルが「著作権侵害サイトへの支援を止める適切な措置を講じていない」との懸念からグーグルとの契約を断ったアップルの契約とは様相が異なる。

iTunesの映画レンタルは2008年からAppleから提供されている。調査会社IHSによれば、同社は2010年にビデオ・オン・デマンド市場の64.5%のシェアを占めた。