ウィリアム・ギャラガー
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ティム・クック氏は、AppleがRCSメッセージングを採用しない理由について、Appleユーザーにとって興味がないと主張し、iPhoneの購入を促した。
Code 22カンファレンスで講演したティム・クック氏は、Appleがメッセージアプリにリッチコミュニケーションサービス(RCS)のサポートを追加しない理由について質問された。この質問は、GoogleがRCSサポートを求めるキャンペーンを展開した後に出されたもので、RCSサポートが実現すれば、理論上はメッセージアプリが簡単に利用できるようになる。
「現時点では、ユーザーからそのことに多くの労力を費やすよう求められているとは思えません」とクック氏は質問者に語った。「皆さんにiPhoneに乗り換えていただければ嬉しいです」
匿名の質問者は、母親との関係を例に挙げました。彼は母親と動画を共有したいのですが、母親はAndroidユーザーなので、テキストメッセージかSMSメッセージしかやり取りできないのです。
「お母さんにiPhoneを買ってあげてください」とクック氏は語った。
やり取りはそこで終わり、メッセージとRCSはアメリカでは話題になっているものの、他の国では話題になっていないことについては、どちらの側も言及しなかった。アメリカ以外では、WhatsAppなどの代替サービスがAppleやGoogleのシステムよりもはるかに普及している。
RCSが長年にわたり未完成のままであるという問題も取り上げられなかった。また、GoogleがRCSを推進しているのは、自社のメッセージング代替サービスが普及しなかったからというだけであることも触れられなかった。