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デジタルビデオレコーダーメーカーのTiVo社は月曜日、加入者が録画したテレビ番組をアップルのiPodデジタル音楽プレーヤーやソニーのプレイステーションポータブル機器に転送できる機能を発表する予定である。
「AppleのiPodやPSPといったモバイルビデオ視聴機器の人気の高まりは、外出先でのエンターテイメントに対する消費者の大きな需要を物語っています」と、TiVoのCEO、トム・ロジャーズ氏は述べています。「TiVoToGo機能を強化することで、消費者はいつでもどこでも、iPodやPSPから見たいテレビ番組を簡単に楽しむことができます。」
TiVoは、今後数週間以内に、Apple Video iPodまたはPSPデバイスを所有するTiVo Series2加入者の一部を対象に、この機能のテストを開始すると発表しました。また、来年第1四半期には、スタンドアロンのTiVo Series2加入者全員にこの機能を提供する予定です。
昨年、TiVoはSeries2の全加入者に対し、TiVoToGo機能の提供を開始しました。この機能により、加入者は自宅のネットワーク経由でDVRからノートパソコンやPCにテレビ番組を転送できます。本日の発表では、Apple iPodとSony PSPへの対応に加え、シーズンパスの録画を指定してPC経由で夜間にポータブルデバイスに簡単に転送できる機能も追加されました。
加入者は、PCからこれらのポータブルデバイスへのコンテンツの転送を容易にするために、特定の低価格ソフトウェアを購入する必要があります。この機能の不正使用や違法な利用を防ぐため、TiVoはTiVoToGo機能を使用してポータブルデバイスに転送された番組に「ウォーターマーク」技術を導入する予定です。この技術により、転送された番組の配信元アカウントを追跡できるようになります。
TiVoは以前、Mac版TiVoToGoをリリースすると約束していましたが、まだリリースされていません。このソフトウェアはWindows専用であり、Mac OS X版については新たな発表はありません。
同社によると、TiVo Series2セットトップボックスからコンピュータへの転送プロセスはほぼリアルタイムで行われるとのことです。そのため、1時間の番組をコンピュータに転送するには1時間かかり、その後ポータブルデバイスに同期するには約10分ほどかかります。
