日本の出版社がApp Storeの著作権侵害でAppleを非難

日本の出版社がApp Storeの著作権侵害でAppleを非難

ジョシュ・オンのプロフィール写真ジョシュ・オン

· 1分で読めます

日本書籍出版協会、日本雑誌出版協会、日本電子書籍出版協会、デジタルコミック協会は火曜日、Appleによる著作権侵害コンテンツの配信を「違法」と非難する共同プレスリリースを発表したとウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。協会によると、著名な日本の作家、馬来春樹氏と東野圭吾氏の作品が違法にスキャンされ、App Storeで配信されていたという。

出版社団体はAppleにチャンスを与える用意がある。プレスリリースでは、Apple Japanとの面談を要請し、問題解決方法について協議することを表明した。しかし、Appleがこの要請を無視すれば、出版社の怒りはさらに高まるだろう。「回答しない場合は、誠意を持って対策を講じる意思がないとみなされます」と、同団体は警告している。

デジタル配信分野で国内企業と対峙する外資系企業として、Appleの取り組みは抵抗に遭っている。東京に本社を置く複合企業ソニーは、5月にiPadが日本で発売される直前に、新聞社や出版社と電子書籍リーダー向けコンテンツプラットフォームに関する複数の契約を締結した。

しかし、Apple製品の人気が日本で高まり続けるにつれ、出版社も注目し始めています。iPadは日本で「熱狂的な」スタートを切り、購入者は数日間も購入に奔走しました。iPhoneは日本のスマートフォン市場を席巻し、iPodも日本で引き続き成功を収めています。

アップルは来年初め、現地パートナーの電通グループの協力を得てiAdを日本に導入し、日本のApp Storeへの取り組みを強化する予定だ。